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黄梅院の紅しだれ桜

伊那谷を流れる天竜川沿いに位置する飯田市。この町を中心とする南信州エリアは桜の名木が多いことで知られています。

とくに多いのが一本桜。寺社を中心に市内に名所が点在しています。『桜守』の著者・水上勉は「ひとつの町にこれほど多くの桜の古木があることは、非常にめずらしいことだ」と語ったとされ、民俗学者・柳田國男の著書の中にも飯田の枝垂れ桜が登場します。

飯田線のその名も桜町駅から約700mのところにある伝馬町と江戸町には、8つのお寺があり、黄梅院はそのいちばん東に位置してします。黄梅院、正永寺、専照寺と、曹洞宗のお寺が3つ並び、それぞれ1本ずつ、樹齢400年程のしだれ桜の古木が根をおろしています。

しだれ桜の物語

Story

「弥陀の四十八願」の一本

黄梅院のしだれ桜は、「弥陀の四十八願」の一本といわれています。「弥陀の四十八願」とは、法蔵菩薩(のちの阿弥陀如来)が仏に成るための修行の際にたてた四十八の願のこと。

四十八の願を成就されて阿弥陀如来になったとされる話になぞらえて、江戸時代の寛文年間(1661~72)、当時、飯田城の城主であった脇坂安政が、二人の兄の菩提を弔うために、城下にある四十八の寺に桜を植えさせました。

現在、飯田市内にある推定樹齢が350年を超す桜は、弥陀の四十八願の桜だと推定され、飯田市内に一本桜が多いことの由来ともされています。

最近の桜情報

アクセス

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所在地

〒395-0015 長野県飯田市江戸町3-251

お車でお越しのお客様

最寄りIC:中央自動車道 飯田インター
飯田インターで降りて約4.8km(市営中央駐車場)。駐車場から約750m。

電車でお越しのお客様

最寄りの駅:JR飯田線 飯田駅・桜町駅・伊那上郷駅
●バス:信南交通=JR飯田線 飯田駅発(市民バス-市内循環線右回り) 江戸町バス停下車約200m/江戸浜町バス停 から徒歩4分(265m)
●タクシー:JR飯田線 飯田駅前と桜町駅前からご利用いただけます。

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